人生

やっていきましょう

867日目

ダイヤ帯に到達した。正直キングスキャニオンでダイヤを踏めるとは思っていなかった。これでダイヤ帯入りは三度目になる。

全体を振り返ると今回のダイヤ到達はほとんど運に近いものを感じた。実力からすればプラチナを停滞しているくらいが相当だったと思うが、その過程で抱き続けた過度な不安から見た予想に反して、気がついたら自然とランクが上がっており、どういうわけかダイヤに達することができていた。

そのため自分はなぜダイヤに行けたのかまったく分からないという状態にある。キングスキャニオンはそれだけ理不尽で辛いものだった。強いて言えば自暴自棄になり400RPを溶かさなかったということか。自分の融通がきかない状況で良くやった方だと思う。

毎度のことながら、ランパートの野良でランクマッチに潜るというのは自傷行為に近いものを感じる。なぜわざわざ自ら不利な状況、不利なレジェンドを選んで戦わなければならないのか。それはおそらく自分が本能的に苦労を求めており、その克服を持って自らの尊厳を高めるという生き方をしているからだ。

自分の人生はもとより苦難ばかりであり、甘えを求めても許されず、それならばと山中鹿之助に言われるように我に七難八苦を与えたまえという危険な精神状態に陥ってしまっている。しかし自分は苦痛それ自体に快楽を見出しているわけではなく、苦痛の克服にこそ喜びを見いだす。さもなければ自分が生きているということを肯定できないのだ。ある意味ダークソウルをプレーしている感覚に近い。

あるいは単に自分がひねくれ者だからかもしれない。自分の知るある有名なランパート専は、ランパートが弱いからこそ使うと言っている。ひねくれ者の本質は、みんながレイスを使いみんながオクタンを使う中で、自分だけはランパートを使うと言ってのける点にある。ランパートを使うなど到底理解ができない、迷惑だからやめろと言われても敢えてランパートを使うところにランパート専の美学がある。初心者でもない限りやはりランパートを使う人間は相当ひねくれているという印象がある。

しかし今、ランパートでダイヤをすべてのマップで取得したことで、もうランパートだけにこだわる必要はないだろうとも思っている。これまで強がって他のレジェンドは解放してこなかったが、ひとつかふたつくらいは新たなレジェンドを試してみても良いと思っている。候補に上がっているのは新レジェンドのアッシュ、それから以前から気になっていたクリプトだ。

ついに今日シーズン10が終わる。残りの時間はシャドウロワイヤルに費やしてシーズン11の開幕を待ちたい。