人生

やっていきましょう

861日目

新モードのシャドウロワイヤルが始まった。ハロウィン仕様の夜のキングスキャニオンで、通常の戦闘に加えて新たな要素が追加される。その要素とは、一度死んだ際に一人でも生存者がいれば影として無限に復活できるというものである。

影として復活すると武器は使えず近接攻撃しかできないが、攻撃がアプデ前のように当てやすくなり、ダメージも一発50とかなりの威力を持つ。また壁を無限に登ることや壁を走ることもでき、走るスピードも常時オクタンの興奮剤を使用しているような状態になる。ダブルジャンプも使用できる。

この追加された要素によって、通常のゲーム展開とは少し違う立ち回りをする必要があった。まず影の存在により、本体を倒さなければ無限に戦闘が続くようになってしまった。無限に戦闘が続くということは、漁夫の利も当然やって来るということなので、戦闘は混戦状態に陥りやすい。

そこで敵部隊を攻撃する際は極力確定キルを入れず、倒したらダウンさせたまま本体を一掃して相手の部隊を全滅させるというやり方を採用した。要するに相手を影にさせないまま試合を終わらせるということである(はじめは自分一人で意識していたが、気がついたらそうしたルールが全体で暗黙に了解されていた。しかしそのために、このキャンペーンの核である影になることが基本的に難しくなったので、開幕早々自殺する者も増えた)。

また敵部隊からの攻撃を受け影となってしまった際には、とにかく生存者を生かす振る舞いをするようにした。影は無限に復活できるので好き勝手に行動しがちだが、最大限に強化された移動能力を駆使してマップの斥候を行うことができるし、攻撃して敵部隊を撹乱することもできる。また味方が最後のひとりになってダウンを取られても、近くにいれば蘇生のチャンスもある。

奇妙なことだが、最後の一人になったら生存者は隠れ続けるというのが定石となってしまった。これにより相手は生存者が見つからないまま無限に影を相手に戦わなければならないので、相手に別の漁夫の利狙いをぶつけやすくなる。激戦区でもない限りこの戦術は有効である。