人生

やっていきましょう

998日目

PS4のコントローラーが再び不具合を起こした。左スティックを上に傾けても正常に機能せず、所々立ち止まってしまい動きがカクカクとなってしまう。多少前進が阻まれる程度なのでSekiroではまだ良い方だが、これがApexとなると致命的な問題になる。

ApexをPS4でプレーする際は、基本的に左スティックのL3ボタンを入力して歩きとダッシュを切り替えるようになっている。しかし上記の通り上方向の入力に問題があるため、上入力をし続けいるとダッシュが中断されてしまう。

移動が何よりも重要なApexにおいてダッシュがうまくできないということがいかに深刻な問題であるかということを自分はランクマッチで痛いほど思い知らされた。複数の敵部隊から複数の射線が通っている中で、自分だけが途中ヘコヘコと歩いてしまっていた。神に祈りながら当たらないことを願うばかりだった(そうした状況ではなぜか死ななかった)。また敵と味方がやり合っている中に自分が詰めに行けば確実に勝てる、あるいはキルアシストが貰えるという局面で、突如のそのそと歩き始めて助けが遅れた局面もあった。

こうした状況の中でダイヤに到達できたのは奇跡だと言える。後日記事にしようと思うが、単に運が良かったばかりでなくRPシステムの変更が功を奏したといえるだろう。

加えて付け焼刃の応急処置がうまく機能した。まず歩きとダッシュについてはL3を押して切り替えるのではなく、オートスプリントで移動が基本的にダッシュになるように設定を変えた。それによりL3の入力判定が不具合により取り消されるという問題を無くすことができた。また動作確認のアプリを使って不具合が生じる範囲を特定し、不具合が起こらないギリギリの方向に傾けることでどうにか前進できるようにした。更にL3スティックを縦に引っ張ることでなぜか通常通りの前進が機能するようになった。スティックを引っ張ったままではL3入力ができなくなる(一度L3を入力すると再度引っ張らなければダッシュできない)ということが問題だったが、それでも操作が問題なくできるということは自分にとってはありがたかった。

しかしこれらの付け焼刃を数日行っていると、突然L3のスティックを引っ張っても通常通りの判定をしてくれなくなった。オートスプリントをオフにしていた頃に比べればダッシュは明らかにできるようにはなっていたが、自由な移動ができなくなってから勝率が一気に下がってきたと感じた。

こうした不具合に耐え切れず自分は修理を決断した。高い出費だがストレス軽減のためと思えば安いものだった。自分が最後までPS4のコントローラーの修理を躊躇っていたのは、コントローラーに金を使うくらいならいっそPS5でも買った方が良いと考えていたからだ。標準モデルが54,978円であり、対して前回と今回のコントローラーの修理費を合わせるとだいたい8,000円近くする。そう考えるとPS5にした方がApexもやりやすいだろうと思っていた。しかしPS5は発売から1年以上経った今でさえ在庫がなく、購入にも一苦労がかかるといった状態だった(これは転売師が買い占めているのかと思っていたがどうやらそればかりが原因ではないらしく、例の半導体不足がPS5の出荷数に影響を与えているらしい)。そのため当分PS5は手に入らないと思い、コントローラーの修理に踏み切った。とはいえ購入から7年近く経っているPS4を使い続けることには不安がある。いずれは乗り換える必要があるだろう。