ウディタの開発が久々に上手くいった。修正箇所を次々と直していき、ようやく前半部が完成した。はじめから通して遊んでみたら普通に面白かった。これは自信になる。
次は後半部分。ここからが問題だ。これまでかなりの部分を作ってきたが、これらを全体的に修正する必要がある。
そもそもなぜリワークしたのか。後半部のストーリーに説得力がなかったからだ。キャラクターの動機、覇権を奪い合う諸勢力の狙いが曖昧だった。前半部はそれをすべて変えた。後半部はそれらを受けた形に直さなければならない。
これまでメモに溜めてきた情報をもとに作れば、後半部(当然ながら分岐の片割れ)はそれほど困難ではない。問題は新たに追加したキャラクターの扱いだ。
このキャラクターは後半部のストーリーが不明瞭だったことへの反省から追加されたものだ。本来はもう片方の分岐で登場する予定だったが、これまでのストーリーがあまりに上手くいかなかったのでこちらに持ってきた。
このキャラクターが果たす役割は、(i)キャラクターXとの関係性の伏線とその回収、(ii)諸勢力の関係調整、(iii)第四章から第五章への橋渡し、の3つにあるといえる。(i)が最も難しい。第四章全体を通じて行わなければならないからだ。自分はその伏線をまだひとつも張っていない。途中で話を追加して、またストーリーのバランスを崩すのではないかと恐れている。
