人生

やっていきましょう

自分が無能であることを感情的に受け止めてはならない。無能は単なる状態にすぎない。無能を自責の根拠にしてはならない。無能は自分が途上であることを自覚させ、自らに課題を与えてくれる。

自分が無能である理由から目を背けてはならない。ある時期に勉強をしてこなかった。感情と意欲が死んでいて物事に関心を持てなかった。行動と失敗を避けてきた。その結果今の自分がある。すべて分かっていたことだ。このことを直視することはつらい。しかし目を背けてはならない。立て直すことを恐れてはならない。

自分が絶対的な無能であり、それは変わることがないという世界観に囚われている。これが妄想だと自覚していてもなかなか拭うことができない。しかし長い年月が、その思い込みを払拭しつつあるということに気づいているのか。確かに自分は無能のまま半生を生きてきたが、自分に挫折して以降の4年があったことを忘れてはならない。