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余裕がなくなると文章に勢いが出てくる。ゴミのような文章を書いていた頃はそもそも書く必要性を感じていなかった。僅かながら自分の幸福と満足があって日々を振り返ることに意味を見出せなかった。だが今は違う。今は精神の極限状態にあって、とにかく文章を書こうという気分になっている。

何かがあったわけではない。ただ突然その考えが起こった。今自分が置かれている状況をすべて捨て去ったらどうなる？当然後悔を抱くだろう。それだけで死ぬ理由にすらなる。自分の精神に深い傷を負う。だがそれを承知で自分を破壊したらどうなる？考えるたびに実行する勇気が生まれてくる。

つまり、自分の逃げ道を完全に断ったらどうなるかということを真剣に考えているのだ。自分はそれで死ぬかもしれないが、これまでの道とは全く異なるものであることは確かだ。