人生

やっていきましょう

予測を立てるということ。未知のものと対面した時、自分なりの仮説を自力で立てられるかということ。それがどんなに誤りを含んでいて周囲に恥を晒すことになっても自責をせず、後に修正するという一点を自覚する限りにおいて、あらゆる失敗を正当化すること。

実際のところ、やってみないことには分からないことだらけだ。そのために未知への挑戦を恐れ自分が慣れていることばかりをする。このような態度からは変化は生まれない。変化がないと人は停滞する。

未知の領域に踏み込むということに慣れておきたい。自覚的に慣れていないことをしてみる。その時必ず予測と方針を立てる。仮説が正しかったかどうかを結果で確認する。その結果が何であれ、自分の無力を責め挑戦を回避する理由にはしない。

ただ世の中には絶対に外してはいけない失敗というものがある。例えば自分が犯罪行為に手を染めるようなことだ。だからすべてを挑戦で片付けることができるとは思わない。

重要なのは挑戦であれ回避であれ、自分がそれらの方針に過剰に支配されず、自分の意思と判断によって選択できるということだ。怒りを感じたから人を殺した、辛いことが続いたから自殺をする、これでは感情に支配されている。そうではなく、自分の意思が導いた答えを自ら選ぶことに意味がある。