人生

やっていきましょう

自分で言っていることが正しいと感覚的に思えなくなることがよくある。何を言ってもどこか間違っている気がする。考えだけは湧いてくるから、正しいか正しくないか分からないままの情報が頭の中にたまっていく。気がついたらゴミ屋敷のようになっていて、どうしたらいいか分からなくなる。

考えを言葉にしてまとめてみる。少しは整理がついてくる。自分がこう考えた理由はこうで、その主張を支持する材料がいくつかある。それらをもって自分の考えは正しいのだと思えるように頑張って努力する。しかしそれでも、やはりどこか間違っている気がする。

テストのように答えのある問題であればある程度回答を判断して求めることができる。ただ自分の考えが納得のいくものであるかどうかということには、おそらく答えがない。何でも言うことができるし、どうとでも解釈できる。

そうした状態が長く続くと不安になる。自分は間違っているかもしれないという思い込みが、いつしか自分が間違っているに変わる。そうなると何をやっても悪い方向に考えるようになる。

思考の焦点が定まらない。しばらく休憩する