人生

やっていきましょう

106日目

試験が終わった。まあまあな出来だった。リスニングは根拠を持ってほぼ完璧に答えられた。代わりにリーディングがうまくいかなかった。制限時間を10分早く見積もり焦る必要ないところで焦ってしまった。たぶん今までで最悪の出来だろう。なので成績はプラマイゼロで大体前と同じくらいだと思う。

全体の反省点を述べる。まずリスニングは2倍速、4倍速の勉強をもっと早いうちに採用するべきだった。通常倍速の音が信じられないくらい遅く、はっきりと聞こえるようになった。意味の分からない単語と分かる単語の違いが分かるようになった。次にやる時にはディクテーションとシャドーイングに加え、倍速で耳を慣らすようにしたい。

リーディングの勉強はやり方が不十分だった。公式問題集に加え参考書を2冊こなしたが、圧倒的に読解力が足りないと感じた。選択肢に悩むと思考が硬直する癖はついに治らなかった。今回疲れとパニックが大きな課題だったが、どちらも抑えて本番に臨むことができた。疲れのない状態で試験を受けたら集中力がブレることがなくなり、パニックが起こりそうになってもすぐに回復することができた。リーディングに関してはまずは体力とブレない姿勢を身につけ、その上に読解の効率化を図ればいいのではないかと思う。効果的なやり方についてはこれまでの記録の中でまとめてきた。一番大きいのは段落ごとに内容を把握することだ。これができたため挿入問題は難なく答えられた。リーディングはリスニングに比べ課題がまだある。次に受ける際には課題解決を重視して臨みたい。

とりあえず今日で勉強をするという目標が終わった。元々中期目標に向けて持続した努力を行えるかを確認するという狙いだったが、概ね達成できたと言えるだろう。しかし今回、課題を解決する姿勢を常に維持出来たとは言えない。始めて1ヶ月は申し分なかったが、次の1ヶ月、とくに第2週から第4週辺りの中だるみ、やる気のなさが深刻だった。勉強が面倒になり、同時に両立が難しいという判断のもと、今まで継続していた筋トレや定時睡眠、日中にゲームをしないという短期目標をあっさり捨ててしまった。惰性が最後までつきまとい、結果としてそれが詰めの甘さを生んだ。この点は反省する必要がある。しかしそれらを踏まえて尚、2ヶ月間ひとつの目標に向かって努力できたという事実は相当の評価に値する。これは自分で立てた目標は最長でも2ヶ月は持つという証明になる。これは自分の自信になる。これからは自分が何かを成し遂げようとして、それでも継続できるかどうか分からず不安になった時、自分はtoeicを2ヶ月間こなしたという事実を思い出すことになるだろう。今回の中期目標は今後の長期目標への布石となる。それが何であれ、中期目標達成の過程で培った経験知は依然と残り続け、自分に与することになる。

 

ところで今日を境に生きる目標を失った。これから何をすべきか分からなくなった。とりあえず1週間は何もせず本や映画を観ることにしたい。今はただとにかく休みたい。

105日目

試験前日。リーディングはほどほどにしてリスニングを中心に勉強した。

リスニングの効果的な勉強法をようやく思いついた。リスニングを倍速で再生することだ。倍速で再生した音声を10回ほど回した後、通常の速さでリスニングを聞くと、驚くほどゆっくりに聞こえてくる上、英文のひとつひとつの文節がはっきり理解できる。今までまったく聞こえてこなかったのがウソのようだ。2倍速で再生すると効果が実感できるが、4倍速で再生するとさらに実感できる。

なぜもっとはやく気がつかなかったのだろう。気づくのが遅すぎた。この勉強を1週間やるだけでも劇的に違ってくると思う。自分には1日しかなかったから、1日すべてをリスニングに捧げた。

後悔しても時間は戻ってこない。もし次に受ける機会があれば採用したい。

今日は早めに寝る。明日の試験に備えたい。

104日目

気づいたことをいくつか書く。

まず名前の流し読みが多い。本文に出てくる名前をいちいち確認しない。そのため似たような名前が本文で同時に出された際、どちらかが問われているか分からなくなる。先日読んだ文章では同じ本文に社長が組織する企業名と社長が属する団体名の2つが出て、どちらも似たような略語で呼ばれていた。自分はどちらも社長が関与している団体であるという浅い読みしかできなかったため、社長の業績「でない」ものを問われる問題で社長の属している団体の業績を選ぶことができなかった。名前を正確に読む必要はないが、その名前がどういう組織、人物、題目を示すものであるか区別くらいはしておいた方がいい。忘れっぽいのなら、頭文字で配達業者のAさん、退任するBさん、Cという非営利団体という具合で分けると情報が整理されてくるかもしれない。

また直前の文章を設問の根拠にしがちだ。時間がない時はどうしても関連情報の周辺ばかりに目がいってしまう。しかし本文が何について書かれているかを把握しないと解答の根拠が見つけられない場合がある。先日読んだ文章では、相手が言った言葉に対して「きっとうまくいくだろう」という言葉のニュアンスを示す推論問題が出された。自分は直前の文章だけを読み、「明日にはすべての用事が終わっているだろう」という文章を根拠に「相手の仕事がすべて終わることに対して」という選択肢を選んでしまった。しかし本文全体の流れとしては、翌日に病院で会う約束をチャットで行うという話だったので、「明日の面会には間に合うということに対して」という選択肢が妥当である。自分は木を見て森を見ずの状態にあった。この対策として本文全体で何が問われているかを確認する必要がある。そのためにすべきことは全体の文脈を把握すること。その中で情報のやりとりが示されるということを自覚することだ。

そして問題の言い換えについて。設問の根拠となる箇所は大体本文内容の言い換えになっている。しかし自分は未だに正しい言い換えを選ぶ自信がない。本文で述べられている内容の言い換えと、本文で述べられている内容を拡大解釈した言い換えの区別があまりつけられないからだ。例えば何かのイベントが雨天により延期されるという本文が出された時、選択肢として「本日イベントを実行しない」という言い換えは妥当だろうか。選択肢には「雨天により中止になった」もあるとしたら、どちらがより妥当な言い換えであると言えるか。ここではおそらく「本日イベントを実行しない」が妥当であるように思う。イベントの中止は拡大解釈した言い換えだ。冷静に考えれば分かる。しかしこうした微妙なニュアンスの違いで、浅い読みではどちらとも解釈できそうな問題が多い。これがまだ問われている内容が明確であれば良いが、推論問題やNOT問題になると相当な時間がかかってしまう。この辺りの対策は難しい。自分は消去法で明らかに内容から逸れた選択肢を除外し、ふたつに絞り込んだところで根拠を精読し直すようにしている。しかし捨てる勇気というのも時には必要であるように思える。

課題点はこの3つだ。名前の流し読み、関連情報の前後だけを見て答えを出そうとすること、そして問題の言い換え。これらの解決は今日明日でどうにかなるものではなく、おそらく本番でもうっかりしてしまうだろう。しかし自分はこれらのミスを和らげる手立てとして優れた読解方法を思いついた。それは段落ごとに内容を簡単に要約するということだ。

自分は今日、ひとつの段落にはひとつのトピックしか書かれていないことに気がついた。例えば企業の最優秀従業員を選出する際の社内文書では、第1段落に選考会を開くという旨、第2段落では選考の手続きとノミネートされた従業員チームのこれまでの功績がネットで見られるということ、第3段落では選考に対する社員の投票自体は自由であっても、選考会の出席が全従業員に義務づけられているということ、そして最終段階では感謝の言葉が書かれている。これらのトピックの域を出て言及されることはほぼない。あったとしてもそれは部分的なものであって、その段階で支配的なものはその段階で伝えたいトピックに限定されている。これは何を意味するか。まず設問の根拠となりそうな情報の周辺だけを見るということがなくなる。全体の文脈の中でのこのトピックという見方になり、文脈を意識しやすくなる。これらの確かな読解に裏付けられて、名前のミスや問題の言い換えに対処できるようになる。このトピックではこの名前が出てきたと情報が整理され、名前の類似性に惑わされることがなくなる。言い換えは直接的ではないが無駄な読み直しを軽減することに役立つ。精読の範囲が限定されることで効果的な読みが可能になる。

また段階ごとに要点を理解して読むことは、挿入問題を解く上で絶大な効果がある。挿入問題は設問中に本文の内容と関連した文章が提示されるが、この文章の位置を特定する上でひとつの段落にはひとつのトピックしかないということを知っていると知らないとでは明らかに異なる。知っていれば文章の内容に関連しない位置の選択肢は初めから除外でき、同段落の異なる位置というケースがあったとしても、そこまでは絞り込める。

段落を意識した読解というやり方に気がつくのが遅すぎたが、残り2日は段落を意識した読みを心がけたい。

 

 

 

103日目

先日時間を計ってリーディングを解き直した。リーディングの内容は覚えていなかったがスラスラと解けた。パニックは起こらなかった。採点をしたら78/100取れていた。1題取り組めず塗り絵をしたが、大体あっていた。本番もこれくらい取れていたらと思う。

part5は3問ほど間違えた。これはまあまあの出来だった。しかしpart6は4問間違えた。これは大きい。part6は一番簡単なので満点は取りたかった。4問間違えただけで20点減点だ。どれも読解問題で落とした。本文をちゃんと読まなかったからだ。part7は悲惨だった。すべての問題で必ずひとつ間違えたような感じだった。難易度の低いシングルパッセージ問題でもそうだった。

今回part7はシングル→ダブル→トリプルの順で読んだ。今まではトリプル→シングル→ダブルの順だったが、part7の序盤でいきなり多くの文章を読み、シングルの段階で集中力が切れてしまっていた。だから集中力が持続するうちに簡単なシングルパッセージ問題で確かな点を取るように心がけた。今回それが体感的に合うことが分かったので、本番も同じように読むつもりだ。

 

 

102日目

リーディングについて簡単にまとめる。自分が読めなくなるというのはどういう状況か。ひとつは文章の内容をイメージする前に先の文を読んでしまう場合。これが一番多い。パニックが加速して何度も読み返してしまうが、毎回イメージを掴む前に先を読んでしまうため内容が頭に入ってこない。

次に一度読んだ文章を忘れてしまう場合。これは難しい選択肢に当たった時によく起こる。注意深く読んでしまうと木を見て森を見ずの状態になりがちだ。

最後に選択肢と本文が噛み合わない場合。選択肢が抽象的な表現になりがちで、それが書かれたことの言い換えなのか、書かれていないことなのかを考えるうちに、どちらも本文の内容に書かれていることのように思え、自分が読んだ内容を勝手に創作してしまう。

たとえばある設問では、メールの送り手の職業が問われていたが、その選択肢に"A book distributor"と"A printing company"の2つがあった。本文では印刷に関する取引が行われており、浅い読みだとどちらも正しいように思える。また本文にdeliveriesという単語が使われており、それを根拠に"A book distributor"を選んでしまいがちだ。しかしよく見ればそれはメールの宛先に対して言われていることであり、送り手自身に対して言われていることではない。設問の主体が誰であるかを考えれば、"A printing company"が妥当であることが分かる。

簡単な引っ掛け問題だが本番ではこれがかなり難しい。パニック状態なら尚のこと、一見それらしい"A book distributor"を選んでしまうだろう。時間が失われていくことの恐怖心で適切な読解ができていない証拠だ。

以上3つが読めなくなる状況だ。本文をイメージする前に先を読んでしまうこと、選択肢を前にして本文を忘れてしまうこと、選択肢と本文の内容が一致せず自分の頭の中で妄想を作り出してしまうこと。いずれもパニックが引き金となって起こる。

本番では冷静さを失わないことが何よりも重要だ。無駄な時間を省き、正確な読みを優先する。間に合わない問題は潔く捨てる。実力不十分なくせに全てを得ようとすると足元を掬われる。先の問題への焦りから、目の前の問題が正しく見えなくなる。

 

 

 

101日目

ストレスが酷く今日は何もしなかった。何もしないことへの焦りがあったが、今までの疲れを癒すことに専念した。疲れた状態では何もできないということを先日学んだ。今までの生活習慣を改善したい。早く寝て、早く起きる。朝食は抜かない。ストレスを溜めすぎない。でもストレス発散に没頭しすぎない。

先日のことを考えていた。焦るとリーディングができなくなるというのが課題だった。具体的には読解スピードが高くなり、読みの正確さが極端に低くなった。そこでふと気がついた。そもそもリーディングの読み方に粗があるのではないか。自分は感覚的に文頭から読み始めているだけで、文を構造的に捉えようとはしていない。正確に言えばしてはいたが、あまりにも当たり前のことで無意識になっていた。

構造的に読むとはどういうことか。ひとつの英文に対してこれは主語、これは動詞、これは目的語、これは副詞、と確認していくことだ。加えて関係詞、分詞構文、接続詞などを意識して、ひとつの文章をひとつの構造として捉えることにある。

構造的に読む一番の利点はパニックを鎮めるという点にある。パニックが起きた時、反射的に構造的な読みを意識するようになれば、目の前の目標がコントロールできないパニックへの対処ではなく自分自身がコントロールできる読解という行為に置き換わる。

自分はこうした読解を半ば自明視しており、今まで殊更に意識することはなかった。しかしそれがパニックで容易に崩れると分かった今、構造的な読解が意識される必要性を強く感じる。

パニックになると構造が見えなくなりどうしたらいいか分からなくなる。まるで自分が2018年に何も分からなくなったことと同じように。だが今回もまた同じように解決できる。解釈はやらない。意味に囚われない。構造と機能だけに注意する。

構造を理解することでそこに何が書かれているかが分かる。そこで明らかにされていることだけを把握する。余分な解釈は切り落とす。構造だけに意識を向ける。なぜなら解釈は安定しないが機能は安定する。誰がどう見ても文法のルールに則れば同じ情報にアクセスできる。

構造的な読解を確実なものにするために明日からスラッシュリーディングを行う。公式問題集の解説ページの英文にスラッシュを引いて構造を理解する訓練を行う。時間は計らない。意識的に構造を把握できるまで続ける。本番はスラッシュを引けないから頭の中でやるしかないが、訓練ができていれば本番も問題ないだろうと思う。

 

(構造的な読解の必要性は以前記録に書いたような記憶がある。あの時同じように気づいていながら、具体的な方針を定めず、単なる気づきの確認程度に終わってしまったのは本当に恥ずかしい。記録を実行のための記録ではなく記録のための記録になっている最近の傾向には強い懸念がある。この問題は速やかに改善されなければならないと思う)

100日目

記録をつけてから100日が過ぎた。これまでを振り返って自分はどう変わったかを考えたが、実際のところあまり変わってないように思える。最低限の自尊心が保たれ、自殺を考える頻度が減り、あらゆることに対して初歩的なレベルでの改善が意識的にできるようになったくらいだ。

「初歩」というのが適切な評価であると思う。というのは、ここまでを見る限り、行動が改善され前より効果的になったケースというのはほとんどなかったからだ。以前述べた通り、自分は形の上だけでここが間違っていた、ここが改善すべき点だと述べるばかりで、それが自分の確かな実力として反映されている実感があまりなかった。やはり直感と体感が優先され、効率を上げるために自分のやり方を変化させることがなかったように思う。これは昔からの癖だ。

不得手な人間の特徴として、自分のやり方にこだわってしまうというのがある。新しい効率的なやり方を取り入れず、何も考えず今までのやり方を採用してしまう。その方が楽だからだ。自分はまさにそれで、それゆえ確かな実力というものがついていない。体感の外に効率的なやり方があるということが信じられないのだ。

このことを今日は強く実感した。今日は予定通り模試を受け採点を行った。それではっきりした。結局自分は勉強を始める前から何も変わっていない。口ではあれほど偉そうなことを言ってきたが、何の技量も身に付いていなかった。数字とは残酷なものである。自分の過信を暴き客観的な事実を曝け出す。

模試の成績は148/200だった。リスニングは81/100、リーディングは67/100だ。リスニングはまあまあ妥当であるとして、リーディングでこれだけミスをしたということが信じられなかった。最後の方では間に合わず10問塗り絵をした。

リーディングで何が起こったのか。実はリスニングが全く聞き取れずパニック状態になっていた。そのパニックをpart5とpart6で引きずり、取れる問題をかなり落とした。part7は5分遅れて解き始めた。その頃は既にかなり疲れていた。パニックと疲れで何度読んでも英文が読めなくなっていた。訳がわからず長文を何度も読み直した。パニックがますます悪化した。それで根拠を確認せず次の問題に進んだ。

パニックと疲れがなければおそらくpart5と6で10問は取れていた。それだけでももう8割は近い。part7でも根拠を持って解答すればあと10問は取れていただろうと思う。それを考えると、ただ悔しさがある。

これは難易度のせいだろうか。確かに公式問題集4のstep2は難しいという評判だった。しかし取れている人間は取れている。パニックや疲労を言い訳をするにしても、それを含めて自分の実力であると評価すべきだ。

パニックや疲れで全てが台無しになる。これはいつでも起こりうることだと警戒せよ。現に今回それは起きた。これが本番だったら危ないところだった。しかしパニックと疲労の混乱状態にあったとはいえ、全て投げ出さずリーディングを6.7割獲得できたのは確かな実力だ。あまり良いとは言えないがこの点に限っては評価したい。

だがたとえ最小限にミスを抑えられたとしても、今までの改善策や努力を言葉でなく実力で落とし込めていれば8割は充分狙えたはずだ。例えば時間内に読めなかった問題や難しすぎる問題は捨てる、選択肢を丁寧に読みそれから長文に入ること。これらをしっかりこなすことができればたとえパニックが起きたとしても善処できたはずだ。それができなかったのは自分が言語情報を操るだけで実際の行動に反映させることができなかったということだ。

この点はかなり危ういように思える。自分は今まで散々課題点を列挙してきたが、実際のところ自分は100日前と同様、未だにこの問題を克服できていないのだ。

しかしまだ時間はある。言語情報として課題点が記録に蓄積されている以上、何かできることはあると思う。できる限りのことをこの1週間は全力でこなしたい。結果が伴わなかったとしても、そういう工夫を行なったという結果は自分の中で確かに残る。

 

今回は制限時間の中で問題を解こうとすると疲労とパニックが起こることがわかった。疲労とパニックは完全には抹消できないと思うので、これらを前提として問題に取り組みたい。

疲労については前日に充分な休みを取る、朝食を抜かないようにする、直前にコーヒーなどカフェインを摂取することなどが有効であると思う。

パニックについては息をゆっくり吐いてリズムを整える、取れない問題は取れないものとして諦める勇気を持つ、結果や成績にこだわらない、パニックを抑えようとしないことなどが有効であるように思える。

自分は今回この全てをやらなかった。これらが全て有効であるかはわからないが、ある程度は対処できるように思える。

 

纏めるとこうだ。今回は疲労とパニックという問題を想定することなく課題に臨んだ。その結果思っていた成果が出せなかった。

何がいけなかったのか。疲労は前日の疲れに加えてリスニングの内容に集中しすぎることが原因で起こる。パニックはその疲労で英語が読めなくなり、いつもの自分の実力からすれば当然読める長文が読めなくなったことに対するギャップから起こる。パニックが起これば本文が正確に読めなくなる。正確に読めないから何度も読み直す。何度も読み直すから時間かかる。時間がかかるから間に合わなくなる。

疲労とパニックは対処すべき問題だ。しかし根本から解決することはできない。疲労は前日の疲れを持ち込まない工夫、パニックはパニックが起きているという事実を受け止め目の前の課題を正確に評価する工夫が必要だ。