人生

やっていきましょう

82日目

今日はリスニングの勉強をした。公式問題集に付いていたCDを使った。初めての体感としてはかなり難しかった。聞き取れるかと思っていたものが全く聞き取れなかった。

とりわけいくつか難しいと感じる点があった。冠詞、前置詞の弱い音、そして人名だ。冠詞と前置詞は音が弱く短い上、音がぼやけて聞こえる。そして人名。リスニングは何が出るか分からないため、最後までそれが人名であるかどうか分からない。自分はアンソニーがand so 〜やansweredのように聞こえていた。

それからたまにfがvのように聞こえることがある。これは例示が難しいがmanufactureringがマニュヴァクチャアリングのように聞こえた。fなのかvなのかわからず1つの単語か複数の単語か分からなくなることがある。

これらの音に気を取られていると次の重要語を聞き忘れる。聞き逃すと軽くパニックになり更に後半の単語が分からなくなる。リスニングは繰り返しがないから一度聞き逃したら終わりだ。聞き逃したら割り切ればいいがそれもうまくいっていない。

これらの対策としてシャドーイングとディクテーションをやっている。具体的にはまず音声を聞き、次にそれを書き起こす。その文が完成するまで聞く。どうしても分からない場合は解説を見る。全て書き終えたら音声に合わせて発音する。慣れたら文を見ないで音と一緒に発音する。

実際、自分はこれらの効果をあまり期待できていない。より正確に言えば、実感としてそれが有効であると感じられるレベルには至っていない。確かに何度も同じ問題文を聞けばどの単語も手に取るように分かってくるが、問題の範囲はその本文だけであり、ただそれを反復することで別の問題にも応用できるとは思えない。

しかし何もしないよりはマシだ。自分の常識の中にない、誰かがもたらした有効な判断を、自分の中での合意がないという理由で採用しないのは誤りだ。リスニングの勉強法はある程度確立されているのだから、その効果を運用しながら確認し、自分のものにしていくことが重要だ。仮に効果が薄いのなら別の方法を試せばいい。

難易度を考えれば正直1ヶ月でどうにかなるとは思えない。1ヶ月前にリスニングをこなすべきだったと今になって思う。しかし今から効率的にやれば完璧までとは行かなくとも、ある程度の実力は身につくと思う。だから諦めずに最後までやり遂げたい。