人生

やっていきましょう

126日目

初日からミスをした。物を忘れたり紛失したり他人とのコミュニケーションがうまく取れなかった。行けると思っていた博物館にも間に合わなかった。

こういう時もある。旅について好意的な感想から始めようとした矢先、失敗続きで最悪の印象から始まった。半分は自分の不注意、半分は不運の結果だ。不運についてはどうしようもないが、自分で改善可能な点についてはまだ善処できる。失敗から学んでミスを繰り返さないようにしたい。

失敗から学ぶとはどういうことか、ということについて自分は少し誤解していた。今まで自分は失敗から学ぶということは、失敗に対して過度な自責を行い、二度とその行いをしない、あるいは極力回避することだと思っていた。そうではなく、失敗から学ぶとは、失敗から改善の余地を見いだし、次に同様の問題に直面した時にうまく対処することを言う。

今まで自分はその意味がよく分からなかったが、最近になって、未然の事態に対処するという点において何より重要だということが分かった。

人生の大半は未然の出来事である。その中で全てが未然であるという理由から、それがうまくいくかはどうか本当の意味で誰も分からない。その事実に対して自分はパニックという反応を示し、回避という形で適応してきた。だが人間は学習することで、失敗から改善策を導き出し、同じ問題にはもちろん、類似の問題にも対処できるようになる。

類似の問題を解決できる方がより重要だ。学習の量と精度に応じて問題にアプローチできる選択肢が増える。自分は外部の問題と社交に関して安定してアプローチできる選択肢が極端に少ない。だから大抵失敗する。

今日は災難だったが学習の重要性を理解するには良い教訓だった。今回の失敗は潔く受け入れて、次に同じ問題に直面したら臆することなく解決できるようにしたい。