人生

やっていきましょう

127日目

先日に続いていくつか失敗があった。それでも前回の失敗から学び同じミスは繰り返さなかった。そこは進歩したと思う。

極めて重要なことだが、知識は経験と結びつけなければ何の機能もなさない。道具の使い方をただ知っているのと、実際に運用するのでは全く異なる。知識は問題解決の道筋は示せても、体感として直接動かす方法を理解し慣らすことをしてはくれない。知識は所詮言語でしかない。

自分は自分の手と足をうまく動かして、何かをすることが苦手だ。頭の中の言語情報を整理して方向付けることしかできない。これはこれで大いに役立つけれども、実際に動かすことができないので実際は宝の持ち腐れだ。口だけの人間という評価も頷ける。

知識は問題解決の道筋を示し、情報を整理するのに役立つ。しかし自分はそればかりをあまりに重視しすぎていた。自分が言語情報の運用だけに頭を使えば使うほど、言語の網はますます広がり、口と手と体の運用がますます疎かになる。そうなると自分は咄嗟に手を使う、咄嗟に口を使う、咄嗟に体を使うということができなくなる。この乖離を解決しようとして言語情報の整理と方向づけをすればするほどますますギャップは広がっていく。

とにかく体を動かす必要があると思う。手と口と体を動かして言語化された自分の方針を、自分の動きにできるだけ近づけるようにする。克服とまではいかなくても、適応できるまで努力はしたい。