人生

やっていきましょう

147日目

今まで自分は、人生というものが可能性に満ち溢れていると考えていた。だがそれは可能性の問題であって、実現性という点についてはまったく考えていなかった。実現可能性というのは、自分の実力と置かれた環境によって決まってくる。自分にどれだけのスキルがあって、どれだけの資源があって、どれだけの機会があるか。それらによってそれが可能であるかどうかが決まってくる。

可能性というのは単にスキルや資源や機会があればできるだろうという見立てであって、それが実際にできるかどうかを意味しない。可能性は満ち溢れている。それは事実だ。物事の組み合わせが無限に近く存在するかぎり、可能性もそれだけ無限に近く存在する。だがそれが実現できるかどうかは別の話だ。自分は今宝くじに当選して3億円を得るという可能性のもとにある。しかし3億円を得られるかもしれないと思うことと、実際に得ることは違う。大抵の場合、実際に3億円を得ることはないだろう。

自分は可能性というものを過大評価していた。自分は自分の選択次第で何者にでもなれる。だが実際に行動しない限りは決して何者にもなれない。自分は何者であるかは自分が選んできた結果の蓄積によって決まる。何も選ばないのであれば、その選択がその人に投影される。

自分は今までの人生の中で初めて実現性というものを意識し始めた。だが今までの蓄積があまりに乏しく、何をどうすれば実現性に近づけるのかということがはっきりしていない。行動に関していえば自分はビギナークラスで、まだまだ詰めが甘い。経験を積めばもっと洗練できるはずだと思う。