人生

やっていきましょう

348日目

マスクをしながら走って坂道を登っていたら意識が消えてなくなりそうだった。直射日光を浴びて水分を取らず酸欠状態になっていたので、軽い熱中症に襲われたような感覚だった。この日は3.5kmほど走ったが、すこし無謀な運動だった。

意識が無くなりそうになりながらイヤホンをつけて曲を流していたら、大学1年の頃を思い出した。あの頃は今よりひどい鬱状態で、同じように意識が混濁しながら同じ音楽をかけて都内を徘徊していた。暗いピアノの音楽だった。

目的地に着いたらすぐに日陰に入って水分補給をした。しばらくそれでやり過ごしていたら意識が回復してきた。以前そう感じたときよりも、さらに夏を感じていた。本当に時が経つのは早い。

家に戻ったとき喉が渇いていたので麦茶を作ろうとした。そのとき麦茶の作り方が分からず数分その場で立ちつくしていた。厳密には作り方は理解していたが、パックを容器に入れて水を注ぐだけで「本当に」いいのか、ということがわからず立ち往生していた。

完璧主義の弊害がここに出ている。「本当に」いいのかと考える以前に、パックを容器に入れて水を注ぐという手順を理解しているのだから、とりあえずはその通りに行動すればいいだろう。その経験が思わぬ結果を生んだときはじめて「本当に」いいのかと考えれば良いのであって、そうなる前に妥当な手順を疑うのは望ましいとはいえない。確かに経験する前に予測を立てることが役に立つ場合もあるが、そういった推察は状況に応じて使い分ければいいのであって、少なくとも麦茶ひとつでするべきことではない。

本当にバカげた話だが、自分が今まで経験したことのない問題に着手するとき、自分は信じられないほどに頭が悪くなって何もできなくなる。それは解決策が見えないということではなく、とりあえずの解決策に妥協できず、解決策に対する懐疑の目が強すぎるということが原因だ。「本当に」これでいいのかという疑問に対する答えは、すべてが推察の偏重からうまれるものではない。ある程度は失敗を積んで経験から学ぶことも重要だ。

 

少し休んでからダークソウル3について少し調べた。近場の売店では通常価格5000円相当のところを2500円で売っていたのでこれは買いだと思っていたところ、よく見たらDLCの同梱版である「THE FIRE FADES EDITION」ではなかったため断念した。危うく買うところだったので事前に調べておいてよかったと思う。同梱版はPSNの通常価格やAmazonの価格をみても5000円台でそれほど大差がないので、Amazonで購入しようかと考えている。ただし購入は自分の作業が一段落して、加えて10万円給付金が降りてからになると思う。

今日は1日の体力を使い果たした。作業は明日に回して今日は十分な休息を取る。