人生

やっていきましょう

407日目

今日も長距離を歩いている。家から遠くの公園までを目標にまっすぐ1本の道を進んできた。厳しい道程だが毎日歩いているので体は慣れている。

今日は直射日光を浴びながら水分を取らずマスクをして歩いていたので軽い熱中症になっていたと思う。気分が悪く意識が朦朧としていた。次からは人混みを避けた場所でマスクを外し、適度な水分補給をする必要があると感じた。

またどういうわけか、歩き切ったあとに精神が不安定になった。強く孤独を感じ、心が苦しくなった。ふと、自分は承認を求めて敢えて危険を冒しているのかもしれないと思った。そういう側面は確かにあっただろうが、今まで見えてこなかった。もしそうだとしたら危険だ。これでは他人のために走っているようなものだ。

対人関係でも思ったことだが、承認のために自分のやりたいことをねつ造するという態度は望ましくない。他人からの承認などは二の次で、まずは自分が何をやりたいかという感情に向き合うべきだ。長距離を歩いているということは誰の為でもなく、自分のためにしているということを意識した方が良い。それがいかなる批判に晒されようと、自分が適切に判断して妥当だと認める限り、自分のものであると宣言する。

自分のやりたいことをするということはある種の反逆で、他人の都合よりも自分の都合を優先させることであるように思う。当たり前のことだが、その結果他人に悪く思われる場合もある。自分はどこかそれを恐れ、他人の都合、社会の都合を生かそうとしてきた。だがそうした態度が自分を見失わせ、どこまでも人に断れない都合の良い人間に自分を仕立て上げたのは事実だ。

こうした自分らしさを形成している貴重な習慣を、孤独を感じた程度のことで放棄することほど愚かしいことはない。孤独を感じている自分は受け入れる。だが自分は敢えて反逆する。それが今の自分に必要なことだからだ。反逆の度合いが大きくなれば、自分が確立されてくる。自分はそう考えている。