人生

やっていきましょう

416日目

今日はゲームの開発を再開した。以前気づかなかったバグを複数見つけたので修正した。今日中にこの部分は終わらせられると思う。長い道のりだった。

ゲームを作る気力はもうほとんど残っていない。ただこれを終わらせなければ新しいことに挑戦できないだろうと思っている。完成させたという経験がないのだから、次もまたすぐに投げ出すに違いないからだ。

だから当面の間は、この完成を目的に据える。ゲーム作りを通じて、自分の思考のメンテナンスを同時行う。その中で気づいたことを積極的に記録していきたい。

ゲーム作りについて今日考えたことを少しだけまとめる。

今作っているゲームはゲームというよりは自分の内面をただ投影したものでしかない。だからゲームとは名ばかりで、実際のところ自分語りのようなものだ。プレイヤーはエンターキーを押して、わざわざ自分の考えを見なくてはならない。そういう作業はほとんど退屈なように思える。

今思えばこの点が失敗だったと思う。ユーザーのことを無視した独りよがりなゲームは、結局のところ自己満足にすぎない。もう少しエンターテイメント性を持たせたほうがよかったのではないか。数年経ってそう考えるようになった。

それから細部に力を入れ過ぎて、全体像を見失いがちになっている。これから残りの部分を制作するにあたって、このことだけは意識しておきたい。自分の納得よりも完成を目指す。細部は切り捨てて、全体像を意識した作りを行う。

明日自分は新しい場面を作る。まったくストーリーを検討しておらず、1から作ることになるが、これらのことを意識して完成させようと思う。とにかく入れ込みすぎない。今日取り組んだ場面は入れ込みすぎて、途中で投げ出す頻度が多く、1年以上はかかっている。同じことは繰り返さない。