人生

やっていきましょう

472日目

公園で自転車の貸し出しを行っていたので1時間だけ借りた。100円程度の料金だったので、あまり躊躇うことはなかった。公園の外周にサイクリングコースがあり、行程は十分な長さだった。

乗るまで気がつかなかったが、自分は自転車に乗ることができたのだった。そういえば自分は高校の登下校のほとんどを自転車通学しており、だいたい毎日自転車に乗っていたはずだった。意識を向けるまでその記憶が一切なかった。

どこまでいけるか気になったので少し無理をした。1時間以内に返さなければ追加料金が発生する。全体の行程に対して1時間では短すぎるので、無理をして間に合わせようとした。途中で道に迷い大幅なタイムロスをしたが、それでも何とか1時間以内に返却することができた。だが最後には筋肉痛でうまく歩けなくなっていた。実際走っているときとは別の筋肉を使っていたのだろう。

サイクリングは自分にとって刺激的な体験だった。とくにこれまで意識を向けることのなかった操作を行ったことで、一面的だった思考が少しだけ整理された。次からは走るばかりでなく、自転車に乗ることも選択肢のひとつに考えたい。