ゲームの１章をはじめからプレーして、実際に面白いかどうかを確認した。ゲーム自体はそれなりに楽しめたが、いくつか課題点があった。
まずセリフが冗長だと感じた。とくに先日開発に苦心した3つの派閥が衝突する場面が見ていて飽きてしまった。長々と説教を見せられている気分だった。
またストーリーが一貫しているというよりは、どこかバラバラな印象を覚えた。自分が今どの方向にむかって何を目指しているかがわかりにくいので、プレーをしていて混乱した(ある程度は仕方がないが、統一感を持たせる工夫はしたほうがいいと思った)。
つぎに１章終盤のダンジョンがあまりに短かいと感じた。数年前は多すぎると考えて1つ減らしていたのだが、改めて追加したボリュームと比べてみると、明らかに少ないように思われた。階層を1つか2つ増やしたり、ギミックを追加してもいいと思った。
テストプレーを通して、開発者視点では見えなかった問題点があるということがわかった。現に自分としては自信のあるストーリーでも、プレーをする側に立った時には冗長でつまらないという印象を抱いた。面白さというのは、自分が生み出す一方でプレイヤーの体験の内に宿るものだと自覚した。開発は独りよがりな部分も必要だが、極端になるべきではない。
とりあえず、セリフとストーリーについては後回しにする。完成させることが第一目標であるため、改善点が明白でない問題については後でまとめて考え直したい。マップの問題は改善すべき点が明確であるため、今日にでも解決することができる。
今日から第二章を取り組む予定が、第一章の粗に気を取られてしまい着手することができなかった。明日は確実に第二章の編集に取り組みたい。
