人生

やっていきましょう

734日目

記録をつけ忘れる日が多い。書くことを忘れて次の日に書くということが多いが、その日も書き忘れて数日分の記録を消化しなければならないこともある。そうなるとその日の記録ではなく過去の日付の記憶を思い出して書かなければならなくなる。

自分の中で記録をつけなければならない、その日生きたことを価値づけなければならないという必死な思いが失われたのかもしれない。そんなことを考えずとも生きることが自明のものとなり、記録に頼らずとも生きていける。もはや記録はその役目を終えたと言ってもいいかもしれない。

しかしそれは、自分が成長したからというよりは自らの前進に関する発展的な目標を放棄した結果であるといえる。自分は記録をつけ始めた当初から自尊心の回復と自身の成長を目標にしてきたが、今のこの現状は後者を捨てて前者を最優先に対処してきたことによる。自分を反吐が出るほど甘やかしてきた結果、自尊心は回復してきたが挑戦することをやめてしまった。

自尊心が回復してきた今こそ意識的に目標を設定しそれに向けて努力するということができる。そのために記録を活用することができ、記録をもって自分の挑戦を価値づけることができる。記録による自尊心の回復という目標はある程度達成された。今度はその精神の安定をもって多くの挑戦を行って行きたい。