人生

やっていきましょう

756日目

ゲームを作っていて面白くないと思う時が増えた。自分でテストプレーをしてみても、時間をかけた割には大して面白くない。それで作ることに嫌気が差してくる。

厳密にいえばその場面が面白いかどうかの判断はつく。そしておそらく幾度に渡る修正の結果、ある程度ウケは取れるようになっているというのはわかる。しかし自分自身がそれを全く楽しめていない。正直ゴミを食らっている気分になる。

後始末にもう何年もかけているが、もう何が楽しいのかよく分からない。悩んだところでどうにもならないので、最近はそのことで悩むのをやめてゴミでも何でもぶちまける勢いで作っている。それで良いのか自分には分からないが、もう面倒だから良いだろうと思っている。

この完成を少なからず心待ちにしている人間を何人か知っている。かつて中学生だった知り合いは大学生になり、おじさんは少し老けたおじさんになった。彼らのことを考えると自分の作品をゴミだと言いふらすのは気が引けるが、しかし本当にゴミにしか見えないのでゴミというまでである。

だが何にせよ、完成はさせる。できたものがそびえたつクソにしか見えなくとも、どうにか形のあるものにする。そうする責任が自分にはある。

またゴミにしか見えないからといって、作品の手を抜くことはない。ゲームプレーにおける最低限の違和感は無くすという前提は揺らぐことはない。