人生

やっていきましょう

779日目

次のようなことを考えた。

もし未来にタイムトラベルが可能になったとしたらどうなるだろうか。自分は今この時代とかつてあった時代、もしくはこれから来るべき未来を見てその違いを感じ取るだろう。

だがもしタイムトラベルが実装されて数十年経っていたらどうなるだろう。次世代の若者にとってタイムトラベルは生まれた時から存在していた当たり前の装置であり、タイムトラベルによって往来できる時代は、過去や未来という呼称がついただけの現在の延長に過ぎなくなる。時間旅行を可能にした未来人にとって、時代とは地続きの領土に他ならない。

過去や未来に行き来する人が増えると時間旅行者だけでなくある時代に入植する人々が現れるだろう。彼らはいずれある時代の原住民の土地と資源を巡って戦うことになるが、未来人の技術の前にはまず敵わないだろう。

時間旅行を植民地のフロンティアと見なし帝国主義の再興するというような考えは以前どこかで書いたかもしれない(あるいは既出の発想なのか)。煮詰めれば何かの創作に使えるだろう。