人生

やっていきましょう

1087日目

他人に対して期待しすぎている。そのことが自分の不快感を高めることに繋がっている。

自分が他人に配慮していることがそのまま自分に返ってきて当然と思い込みすぎている。それが返って来ないことに苛立ちを覚えることがあまりに多い。

言うまでもなく、他人に期待することは愚かだ。理由は簡単で、他人は自分ではないからだ。自分と同じ人間でなければ自分の考え方や常識と同じものを持つことは難しい。

他人に抱いた期待がその通りに行かなかったことを「裏切られた」と感じるべきではない。それはおそらく悪意から発せられているものではないからだ。

改善すべき点。とりあえずは他人に期待しすぎないこと。他人は自分が思っている以上に相手への配慮を考慮しない。しかしそれゆえに健全であるとも言える。その雑さがこちらの雑さを許容するものである。

また他人に振り回されている時は、大抵自分が疲れている時であると自覚することだ。心身ともに疲れていない時は、他人が何であれ自分の関心に集中すればいいと思えている。

それから他人の良い面に目を向けることだ。相手が薄情だ、無配慮だ不誠実だと感情的になっているときは、相手の悪い部分しか見えていない。実際そうかもしれないが、平時から不当に思えるほど相手は悪い人間なのだろうか。冷静になって考えると、相手の些細な部分に苛立ちを覚えた程度のことを過大に受け止めすぎている節がある。

自分が何に苛立ちを覚えたかを言語化することはそうした感情的な評価を客観的に見つめ直すことに繋がる。そこで得た知見は素直に受け止めた方が良いだろう。苛立ちという感情をなかったことにしたら返って憎しみが募ることになる。