人生

やっていきましょう

絵で思考し、表現するということが難しい。

例えばいま自分はゲームでダンジョンを作っている。ダンジョンの構造自体は問題なく思いつく。どこに目的地を設置し、どんなイベントを配置し、どうすればゴールにたどりつけるかを考えることはできる。

しかしダンジョンの装飾を考えることができない。どこにどんな飾りを置けば見栄えがするか?どんなマップにすればダンジョンらしくなるか?このビジュアル的な想像力が自分には皆無であるといっていい。

絵で思考をするにはどうすればいいのか。それは明らかに言語的な思考とは別種の頭を使う。自分は言葉というと音のつながりをイメージする。言葉の聞こえやすさに偏執的な傾向があるのは、自分が音で思考する人間であるからかもしれない。

しかし自分は以前絵を描いていた。その時自分はどう考えどう感じ、どう表現していたか。当時は絵が楽しくて、何も考えずに描いていたのを思い出す。何をどうしようとあれこれ考える必要がなかった。思いめぐらせば様々なイメージが湧いてきた。勉強を始めてからそのイメージは死んだ。

一旦論理から離れてみると良いかもしれない。構造を論理として考えるのではなく、絵として考える。自分の想像を言葉に置き換えるのではなく、ただひたすら観察する。そうすれば何かが見えてくるかもしれない。