人生

やっていきましょう

久々に第四章の頭から見直したらとても見れたものではなかった。セリフが不自然で違和感のあるものばかりだった。展開が混沌としていてよく分からなかった。妥協してそのままにしておいたのだと思う。

二つの問題があった。表現の分かりにくさと方向の分かりにくさだ。表現は簡潔明瞭でなければならない。一読して理解できる表現でなければならない。方向は話者の意図、ストーリー、背景、その話が出てくる自然な流れに沿ったものでなければならない。そうでなければ違和感のあるものになる。

しかしこのことが自分の中で小さな励ましになった。あまりに酷すぎて途中で修正する気が起こらなかった。それよりもむしろ先の展開を完成させようという気になった。何度も書いているが、結末をはっきりとイメージできていないから朧げで不明瞭なセリフばかりが生まれてくる。幸い大体の方向性は決まっているから、後から少し修正したところで大した問題にはならないだろう。