人生

やっていきましょう

手直し不要と書いていたが実際冗長で面白くない部分というのはかなりある。ただ、それを修正しようとしたところで名案があるわけでもなく結局何週間も迷うことになるのだから、ある程度のところで修正を打ち止めにした。

今は新しい場面を作っている。これまでの矛盾、展開のご都合主義を排する自然な流れを生むために新たに作成した。ある程度は問題なく完成できそうだが、最後の締めくくりをどうするかで難儀している。

こうした状況に陥ったときこれまでどうしてきたのかを思い出してみよう。自分の作る展開が本当につまらない時というのは、予めメモに書いたプロットをそのままなぞるようにセリフや展開を考えている時だ。厳密に言えば、書かれてあることをそのまま再現しようとしている時だろう。こうした状況で作られたものを後から振り返ってみると、漫画のコラボか何かで無味乾燥なセリフを言わされているNPCのセリフを見ている気分になる。コラボ(原作の宣伝)という都合が先行して、キャラクター自身の主体的な面白さがない。

こうしたプロットをなぞることのつまらなさを極力なくすにはどうしたらいいのか。なぞることとは別の流れを話に含ませることだ。キャラクターに冗談を言わせるのもひとつの手段だ。何か別の行動をしながらストーリーを進行させるのも良い。ストーリー展開とは全く関係なくキャラクターの個性を演出すると些細なことでも面白くなる。