人生

やっていきましょう

475日目

今日はプロローグの冒頭からタイトルの演出のつなぎをどうするべきかを思案した。既にできていたものは、冒頭の終わりと同時に音楽が流れ、主要人物の独白が始まり、その後に奇妙な挿話がいくつか入り、そのままプロローグの終局に向かうという流れだった。先日プロローグを通してみたところ、率直に無駄が多い印象を受けた。だから今日は演出を省略し、冒頭部をきれいにまとめようと思い立った。

無駄な部分は独白と奇妙な挿話にあった。2.3年前に気分と思いつきに任せて何となく作ったものだが、方向性が定まっておらずあってもなくても良い演出となっている。少しくらいはそういう場面があってもいいだろうが、無駄が続くと見ている方もイライラする。実際のところ、この後にも第二のプロローグが入り、プレーする前に飽きてしまう。だからここでは何を強調したいのかを考え、それに沿わない部分は思い切ってカットすることにした。

序盤をテンポよく進めるためにある種の唐突さを必要とした。演出が唐突でありながら、それがどうにかプロローグ上で障害にならない方法を考える必要があった。自分の知る限りゲームの冒頭部をYoutubeなどで確認し、この粗さを表現できているものを探し出しいくつか参考にした。

結局どういう形に落ち着いたかというと、淡々と進行する冒頭部が一通り終わり暗転した後にタイトルを唐突に出し、暗いBGMを十数秒流したあと破壊的な効果音とともに唐突に切って、いきなりプロローグ終盤の佳境から再開するというものだ。これがどういうものかというと、ある勇者が魔王を討つという決意をした後にタイトルが入り、それが破壊的なSEによって唐突に打ち切られ、魔王軍に追い詰められている渦中から話が再開するというようなものだ。

頭の中では違和感しかなかったが、実際に作ってみるとそれほど違和感がない。むしろダラダラと難しい言葉で独白したり、本筋から逸れた挿話を挟んでどこに向かっているか分からない進め方をするよりは、シンプルで分かりやすく、スピード感が出て面白い。ただ少しだけ演出の粗さが気になるので、後日少しだけ修正するだろうと思う。

明日はプロローグの佳境の演出を作る。前半部と後半部に分かれるが、少なくとも前半部は明日に完成させる。面倒なのではやく終わらせたい。