外をランニングした。公園を6km走った。
この日は頭痛がずっとしていたが、走ったら少しは軽くなった。ただ具合の悪さは続いたのでそれ以上無理はしなかった。
精神の不安定を和らげるという当初の目的はもうなくなった。今では純粋に気晴らしのためだけに走っている。ストレス解消にもなるので走った後は少しポジティブになれる。そういう時にゲームを始めると大抵うまくいく。
また自己破壊的な長距離ランニングはしなくなった。たまに12kmほど走ることがあるが、体力がもたず終わった後に何もできなくなる。
精神の安定という目的があった頃は意図せず疲労で安定するということもあり、体力を使い果たすことに意味があったが、精神の余裕が生まれた今はそれほど自分を酷使する必要はない。ただランニングを楽しむつもりなら、体力を保ちつつ無理せず走った方が良いだろう。
以前にも書いたがランニングは自分が没入できる数少ないアクションのひとつだ。こうした趣味をいくつか習慣づけ持続的に自分を没入させることで、かつてのような意味や価値からの離脱感、虚無感を覚えずに済むようになる。
実際このような茶番を続けることの意味が分からなくなる時もあるが、しかしそうでもしないと自分の中に動機や意欲というものは生まれないのである。ランニングをしたからといってどうなるわけでもないが、少なくとも実際に経験し楽しいと思った記憶が、後にランニングをしようと思えるきっかけとなる。このように動機を生み出す経験を沢山積むことが、今の自分には必要だと思う。
