人生

やっていきましょう

899日目

何もかもうまくいかない時がある。そういう時は無自覚のうちに疲れている場合が多い。

自分は自分の体力に鈍感だと思う。ほどほどに疲れているということを実感できず、とにかく勢いよく何事にも取り組んで、気がついた時には焦点が定まらないほどに疲弊している。しかし尚、自分が疲れているという自覚が無いのである。

その代わりにうまくいかないことに対する苛立ちやストレスが増える。些細なことで怒りを感じ、冷静な判断ができなくなる。何が原因か分からないまま、なぜかうまくいかないので余計にイライラする。その原因を他人のせいにする。

しかしこうした状況に陥っているとき、ほぼ確実に自分は疲れている。自分はまだできる、今度こそ失敗しないと思っていても、疲れていない時に比べて意識ははっきりしておらず、判断の精度も範囲も粗い。

自分は疲れていると言うと10km以上走って満身創痍の状態を想定しがちである。しかし疲労とは例え自分が実感できていなくとも、集中力や思考力が低下しているような状態もまた含んで考えるべきことである。

こうした時には無駄に努力しようとせず休息を取ることが重要である。無理して継続しようとしても、大抵の場合何もうまく行かないからである。