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忘れていたが、精神が不安定な時は連想を切り上げ長距離を走り早めに寝るというのが良かった。自分はそれを昨日実践して一時的だが完全に不安が消えた。

自分が最近不安定になっていた時のことを思い出すと、運動をしない、夜更かしをする、３食を食べないということが多かった。こうした状態が重なっていたところにネガティブな考えを与えると、悪い連想がどんどん広がっていく。

そういう状態の時に作ったものは大抵面白くない。自分は不安定な精神状態に創造力が際立つと思っていたが、確かにそういう面があるにせよ、ストーリーを面白くする展開を考える時にはかえって悪い影響を与えるような気がする。

例えばこういう展開はご都合主義だからダメだ、もっと自然な流れを作らなければと考えている時は自分が面白いと思えていることではなく、作品の粗を探す他者の目線で物事を考えている。そういうことを考えやすくなっているのは、展開が行き詰り精神が不安定になっている時だ。

こういう時は何をやってもダメなのだから休んだ方がいい。それより先ほど言った精神を安定させる方策を取り、ベストコンディションを保った状態で創作と向き合う方が良い。焦る気持ちもあるだろうが、適切な対処によって不安要素が消え去る時というのはいずれやって来る。

その時が今だ。自分の精神状態が良好であるからといって行き詰った今の展開を打開できるとは限らないが、なぜか今はうまく行きそうな気がしている。